インプラント歯周炎を防ぐ!原因と対策を徹底解説

こんにちは!

あまファースト歯科・矯正歯科 院長の竜です。

インプラント治療を受けた方の中には、「インプラントは一生もの」と考えている方も多いかもしれません。

しかし、インプラントも天然の歯と同じように、適切なケアをしなければ病気になってしまうリスクがあります。

今回は、インプラント治療後の大きなトラブルとなる「インプラント歯周炎」について、原因や症状、予防法など、詳しく解説していきます。

インプラント歯周炎とは?

インプラント歯周炎とは、インプラント周囲の組織が歯周病菌に感染し、炎症を起こす病気です。

天然の歯と同様に、インプラントも細菌の温床となり、放置するとインプラントを失う可能性があります。

インプラント歯周炎の原因

インプラント歯周炎を引き起こす原因は、主に以下の5つが考えられます。

  1. 治療後のケア不足:

  • 歯磨きが不十分で、歯垢や歯石が溜まる
  • デンタルフロスを使用しない
  • 定期的な歯科検診を受けていない

 

  1. 喫煙:

  • タバコの煙は血管を収縮させ、歯周組織への血流を悪化させる
  • 免疫力を低下させ、治癒を遅らせる

 

  1. 糖尿病:

  • 血糖値が高い状態は、免疫力を低下させ、感染リスクを高める

 

  1. 歯ぎしり・食いしばり:

  • 歯や顎に過度の負担をかけ、歯周組織を傷つける

 

  1. 歯周病:

  • インプラント治療を受ける前に歯周病が完全に治癒していない場合

 

インプラント歯周炎の症状

インプラント歯周炎は、初期段階では自覚症状がほとんどありません。しかし、進行すると以下の症状が現れることがあります。

  • 歯茎からの出血: ブラッシング時だけでなく、何もしなくても出血する場合も
  • 腫れ: インプラント周囲の歯肉が腫れる
  • 痛み: 進行すると、痛みを感じる場合も
  • インプラントのぐらつき: 骨が溶けて、インプラントがグラグラする

 

インプラント歯周炎の予防方法

インプラント歯周炎を防ぐためには、以下の予防策が重要です。

  1. 日々の正しいケア

  • 歯ブラシとデンタルフロスを使って、毎日丁寧に歯を磨く
  • 歯間ブラシも併用するとより効果的

 

  1. 定期的な歯科検診:

  • 3~6ヶ月に一度、歯科医院でクリーニングを受ける

 

  1. 禁煙:

  • 喫煙は、歯周病だけでなく、全身の健康にも悪影響を及ぼします

 

  1. 生活習慣の改善

  • バランスの取れた食事、十分な睡眠、ストレス管理を心がける

 

インプラント歯周炎になってしまったら?

インプラント歯周炎になってしまった場合は、歯科医師に相談し、適切な治療を受けることが大切です。

治療法としては、非外科的な治療(歯周ポケットの清掃など)や外科的な治療(歯肉切開など)があります。

インプラント歯周炎を防ぐためにできること

インプラント歯周炎は、適切なケアによって予防できる病気です。

日頃から、正しい歯磨き方法を心がけ、定期的に歯科医院で検診を受けるようにしましょう。

また、ジルコニア製のインプラントは、従来のチタン製のインプラントに比べて、歯垢がつきにくく、インプラント歯周炎のリスクを低減できるという特徴があります。

まとめ

インプラントは、失われた歯を補う素晴らしい治療法ですが、適切なケアをしなければ、インプラント歯周炎になってしまうリスクがあります。

この記事を参考に、インプラントを長く健康に保つための知識を深めてください。

クリニック情報

理事長・院長:竜 康弘
本院:あまファースト歯科
分院:名古屋駅前ファースト歯科・矯正歯科
常勤医師:6名
歯科衛生士:20名
国際口腔インプラント学会認定医:2名
日本歯科麻酔学会認定医:1名
日本矯正歯科学会認定医:3名
住所:〒490-1137 愛知県海部郡大治町堀之内大堀170−3
診療時間:09:30~19:00(最終受付18:30)
休診日:日曜日、祝日

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